「宿題に取り掛かるまで時間がかかるし、宿題を始めてもミスばかり…宿題を見ることがだんだん苦痛になっている」
子供が宿題をするときに「なかなか取り組まない」「間違えてばかり」と見ているだけでイライラが募り、本当に苦痛だと感じている親御さんは多いかと思います。
このまま宿題を見続けると考えると不安でいっぱいになり、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。まず、子供の宿題を見るのが苦痛だと感じているときは、親子の間で何らかのミスマッチが起きています。

この状態を放置すると親子関係の悪化や宿題に対するモチベーション低下などが起こり、悪循環に陥ります。
だからこそ、少しでも親御さんのストレスを軽減できるように、下記のステップに沿って宿題の取り組み方を改善していくことが大切です。
| 宿題の取り組み方を変える7つのステップ | 概要 |
|---|---|
| ステップ1 宿題のゴールを設定する |
「宿題を完璧に仕上げたい」などの理想や期待は横に置いてまずは宿題を終わらせることをゴールにする |
| ステップ2 今日の宿題の時間を決める |
宿題を習慣化するために今日はいつ宿題をするのか事前に決める |
| ステップ3 宿題をする場所を決める |
「ここに座ると宿題をするモードに入る」と切り替えができるように宿題をする場所を固定する |
| ステップ4 宿題をしている間は目の届く場所にいる |
宿題をしている間は親御さんの視線を感じられるようにする |
| ステップ5 宿題ができたことを褒める |
宿題が終わったらまずは宿題をした行動をしっかりと「宿題を最後までできて偉いね」などと褒める |
| ステップ6 宿題の感想を聞く |
親御さんが宿題をチェックする前に「難しかった」「分からないところがあった」などの感想を聞く |
| ステップ7 できていないところを教えてみる |
親御さんが教えられる範囲で子供が「難しい」「分からない」と示した部分のみを教えてみる |
1.子供の宿題を見るのが苦痛なときは親子の間でミスマッチが起きている

「今日も宿題を見るのか…」「また言い合いにならないかな…」など、子供の宿題を見るのが苦痛だと感じているときには、子供と親御さんの間に下記のようなミスマッチが起きています。
| ミスマッチの原因 | 概要 |
|---|---|
| ミスマッチ1:子供への期待値 | 「宿題を間違えるはずがない」「全問正解して当たり前」など宿題に対する期待値が高くなっている |
| ミスマッチ2:子供への教え方 | 宿題を教えても子供に思うように伝わらない |
| ミスマッチ3:宿題への姿勢 | 「今すぐ宿題をしなさい」「いつ宿題をするの?」などと言ってもなかなか宿題に取り組まない |
| ミスマッチ4:宿題にかかる時間 | 宿題を始めても途中で他のことをする、ダラダラと過ごしてしまうなど長時間かけて取り組んでしまう |
| ミスマッチ5:他者との比較 | 「〇〇さんは宿題をちゃんとしているって言っていた」「お兄ちゃんはこんな風ではなかった」など他者と比較してしまう |
現在どのミスマッチが起きているのか理解するだけでも、ストレスの軽減につながります。
まずは、子供の宿題を見るのが苦痛なときに起こるミスマッチの種類をご紹介します。どの気持ちに該当しているのか、チェックしてみてください。
1-1.ミスマッチ1:子供への期待値
1つ目は、子供への期待値のミスマッチです。子供の宿題を見るときに「この内容ならできるはずだ」「この問題は間違えるわけがない」と、勝手に期待値を上げていませんか?
よくある例は、子供の宿題の内容や理解度を把握しないで親御さんが「絶対できるはずだ」と思い込んでしまうケースです。
宿題には学校で習ったばかりの内容や苦手な分野、初めて取り組む形式の問題など、さまざまな種類があります。
この宿題のレベルや内容、子供にとって難易度が高いかどうかを理解しないで「できるはずだ」と期待だけを膨らませてしまうと、想像と異なる結果になりイライラしてしまうのです。

- 宿題の内容や子供の現状を理解しないで「できる」と決めつけている
- 宿題は間違えるわけがないと固定観念を持っている
子供の宿題を見て「なんでこんな問題ができないの?」「なんで間違えるの?」とできないことを責めてしまう場合は、宿題への期待値が高まっていないか振り返ってみてください。
1-2.ミスマッチ2:子供への教え方
2つ目は、子供への教え方のミスマッチです。宿題を子供に教えるときには、学校の先生のように勉強を教えるスキルが問われることがあります。
例えば、算数の宿題の計算が間違っていて、正しい答えを教えるとしましょう。「ここが間違っているよ」と伝えるだけで理解できる場合もありますが、なぜ間違っているのか基礎的な部分から丁寧に教える必要がある場合もあります。
このときには、小学生に伝わる話し方や、分かりやすい説明方法を選択しなければなりません。親御さんは教え方のプロではないので子供に思うように伝わらず、冴えない反応にイライラしてしまうケースがあるのです。

- 親御さんとしては丁寧に説明しているつもりなのに「分からない」などの反応が返ってくる
- 正しい回答や解き方を教えても子供の行動が変わらない
子供に寄り添い一生懸命伝えようとする親御さんの姿勢はとても素晴らしいことなのですが、まだ基礎的な学力が十分ではない小学生に教えることは難易度が高いケースは多々あります。
「何度言ってもなぜ分からないの?」「今言ったばかりでしょ?」など、親御さんが教えたことに対しての反応にイライラしている場合は、難しいことを教えているのかもしれないと捉えてみてください。
1-3.ミスマッチ3:宿題への姿勢
3つ目は、子供の宿題に対する姿勢です。宿題には真面目に向き合って欲しいものですが、苦手意識のある子供は宿題を避ける行動を取ってしまうケースがあります。
よくあるのは「宿題をしなさい」と注意すると、無視をしたり「今やろうと思った」と怒ったりするケースです。
「ちゃんと宿題をして欲しい」という親御さんの思いと「いちいち言われたくない」と感じている子供の思いにすれ違いが起き、双方がイライラしてしまうのです。

- 「宿題をやりなさい」と言っても無視をする
- 宿題を後回しにして遊ぶ
- 注意をすると「今からやろうと思った」とふて寝してしまう
- 宿題を隠す
ちゃんと宿題をするように促す親御さんの姿勢は間違っていませんが、小学生は何度も注意されると反抗する姿勢を取りたくなるものです。
これに付き合っていると親御さんが疲弊してしまうので、違う方法を取る必要があるでしょう(解決策は「4.子供の宿題を見るのが苦痛なストレスを減らす7つのステップ」でまとめています)。
「宿題をやりなさい」「いつまで宿題をやっていないの?」など、宿題に取り組む前に注意を繰り返している場合は、宿題に向かう姿勢を見直すようにしましょう。
1-4.ミスマッチ4:宿題にかかる時間
4つ目は、宿題にかかる時間です。やっと宿題を始めたものの気乗りがせず、ダラダラと時間をかけて宿題をしてしまうケースがあります。
よくあるのは、親御さんが見積もった宿題の時間と実際かかった時間に大きな差があるケースです。子供の宿題のプリントを見て「これなら30分で終わりそうだな」と予測を立てたものの、1時間経っても終わっていません。
子供の様子を見に行くと宿題に手を付けずにダラダラ過ごし、30分で終わるはずだった宿題が終わっていない現状にイライラしてしまうのです。

- 机に向かったものの他のことをしてしまい宿題を終えるのに数時間かかる
- 宿題の途中に席を立ちゲーム、本を読むなど他の行動に出る
- 宿題を途中でやめて友達と遊ぶ
「まだ宿題が終わっていないの?」「いつまで宿題しているの?」と宿題の時間に関する注意が多い場合は、宿題への取り組み方を変えてみるといいでしょう。
1-5.ミスマッチ5:他者との比較
5つ目は、同級生や友達と子供を比較することです。同じような年齢の子供がいる友達、親戚などと会うと、子供の成績や普段の行動の話になるかと思います。
そのなかで「今のところテストの点数に困っていない」「楽しそうに勉強をしている」などの話が出ると、宿題の出来具合や宿題に向かう姿勢を見て「なぜこんなにも違うのかな?」と比較してしまうケースがあります。
また、兄弟や姉妹がいる場合は「なぜお兄ちゃんはできたのにできないの?」など、比較してしまうことも起こりやすいです。
よくあるのはなかなか宿題をしない子供に向けて「〇〇ちゃんはやっているって言っていたよ」「お兄ちゃんはこんなんではなかったのに」など、比較する言葉をかけることです。
これでやる気になればいいのですが、子供によっては「自分はダメなんだ」「どうせ頑張っても認めてもらえない」と感じてしまい、宿題への意欲が低下することがあります。
その結果「他はやっていてもやらないよ」など反抗的な態度につながり、イライラしてしまうのです。

- 余計にやる気を失ってしまう
- 他の人がやっていても自分が宿題をやる理由にならないと思ってしまう
「お兄ちゃんはできたよ」「〇〇さんはやっている」など他者との比較が多い場合は、子供への伝え方を変えるだけでイライラする機会を減らせる可能性があります。
通学している学校によっては「宿題を見てほしい」「〇つけまでして欲しい」など、親御さんに求めることが多く負担になっているケースが見受けられます。
宿題への対応が大きな負担になり苦痛だと感じている場合は家庭内では解決が難しいため、学校側と調整できるのが好ましいです。
親の負担を少し減らせるような体制にして欲しいなど、学校側に思いを伝えてみるのも1つの方法です。
2.子供の宿題を見るのが苦痛なまま放置すると悪影響しか残らない

ここまで解説してきたように、子供の宿題を見るのが苦痛だと感じている場合は親御さんと子供の間に何らかのミスマッチが起きています。
「この状態を解決することが面倒だな」「子供は何を言っても変わらない」と今の状態を放置すると、下記のような悪影響しか残りません。

- 親子関係が悪化する
- 宿題に対して苦手意識を持ちモチベーションが下がる
- 変わらない子供の態度にずっとイライラしてしまう
例えば、毎日「宿題をしなさい」と注意をする、それに子供が不貞腐れる状況が続いている場合は、親子関係が悪化する可能性があります。それだけでなく、親御さんは思うように宿題が進まないイライラを抱え続けることになります。
宿題は一時的に発生するものではなく、学年が変わっても継続していきます。この状況が後数年も続くと思うと、親御さんの負担が非常に大きいことが分かるでしょう。
だからこそ、子供の宿題を見るのが苦痛なストレスを減らせる工夫を取り入れていくことが大切です。ちょっと視点を変えるだけでも、親御さんと子供の間で何らかのミスマッチの原因を解消できます。
次の章で今から実践できる宿題の取り組み方を解説しているので、親御さんの負担になる宿題のやり方から脱却しましょう。
3.子供の宿題を見る苦痛を減らすのに最も重要なのは「子供の主体性」を引き出す接し方

子供の宿題を見る苦痛を減らしたいときに、まず押さえておきたいのは子供の主体性を引き出す接し方をすることです。
子供が自ら宿題をやってみようと思えるようになれば、親が注意をしたり、イライラしたりする機会を減らせます。
詳しい接し方は「4.子供の宿題を見るのが苦痛なストレスを減らす7つのステップ」で解説していますが、ここではよくない接し方と目指したい接し方の比較を見てみましょう。
| 宿題の工程 | よくない接し方 | 目指したい接し方 |
|---|---|---|
| 宿題の時間を決めるとき | ・いつ宿題をするの? ・いつまで遊んでいるの? |
・今日はいつから宿題をするのか一緒に決める |
| 宿題をしている態度を見るとき | ・何で進まないの? ・ダラダラ宿題しないの! |
・宿題が終わるまでは口を出さない |
| 宿題の内容を確認するとき | ・何でできないの? ・授業中何していたの? |
・どこが分からなかった?と聞いて質問があった部分だけ教える |
子供の主体性を引き出すポイントは、叱るのではなく寄り添うことを意識することです。宿題をする度に「~~しなさい」「~~~は?」など、指示をする口調で話すとそれだけで主体性が失われていきます。
そうではなくて「見守る」「一緒になる」など、子供が自分から動きたくなる接し方を心がけていきましょう。
子供の主体性を引き出すことを念頭に置いて、次のステップを見ていくと「意外とできるかも」と思えてより実践しやすくなります。
4.子供の宿題を見るのが苦痛なストレスを減らす7つのステップ

ここでは、子供の宿題を見るのが苦痛なときにストレスを減らしながら行う7つのステップをご紹介します。
| 7つのステップ | 概要 |
|---|---|
| ステップ1 宿題のゴールを設定する |
「宿題を完璧に仕上げたい」などの理想や期待は横に置いてまずは宿題を終わらせることをゴールにする |
| ステップ2 今日の宿題の時間を決める |
宿題を習慣化するために今日はいつ宿題をするのか事前に決める |
| ステップ3 宿題をする場所を決める |
「ここに座ると宿題をするモードに入る」と切り替えができるように宿題をする場所を固定する |
| ステップ4 宿題をしている間は目の届く場所にいる |
宿題をしている間は親御さんの視線を感じられるようにする |
| ステップ5 宿題ができたことを褒める |
宿題が終わったらまずは宿題をした行動をしっかりと「宿題を最後までできて偉いね」などと褒める |
| ステップ6 宿題の感想を聞く |
親御さんが宿題をチェックする前に「難しかった」「分からないところがあった」などの感想を聞く |
| ステップ7 できていないところを教えてみる |
親御さんが教えられる範囲で子供が「難しい」「分からない」と示した部分のみを教えてみる |
「どうすれば今の状況を改善できるのか」というヒントが詰まった、家庭で簡単に実践できるステップになっています。宿題を見るのが苦痛だと感じている親御さんは、ぜひ実践してみてください。
4-1.ステップ1:宿題のゴールを設定する
宿題を見ることが苦痛と感じているときは、まずは宿題を終わらせることをゴールにすることが好ましいです。
そもそも宿題の目的は、子供の学力の向上ではありません。家庭で学習する習慣を身につけたり、学校で学んだことを復習したりすることが目的です。
- 学習する習慣を身につける
- 学校で学んだことを定着させる
- 考える、解決する習慣を身につける
そのため、宿題には「全部正解にする」「分からない部分をなくす」など学習の向上を目指す期待や考えを取り入れないことが重要です。
もし、子供の学力、成績の向上が気になる場合は、宿題ではなく外部サービスや問題集の活用など、他の方法で取り組みましょう。
宿題を始める前に「宿題を終わらせるだけ」と考えると、肩の荷が軽くなるかと思います。宿題に「絶対正解」「他の子と同じように取り組む」など課題を増やしすぎないで、終わらせることだけを意識してみてください。
4-2.ステップ2:今日の宿題の時間を決める
続いて、宿題に取り組む前に今日の宿題の時間を決めておきましょう。何となく宿題を始めると「ダラダラ続ける」「集中できない」など、無駄に時間がかかる状況に陥ることがあるからです。
具体的には、今日はいつ宿題をするのか親子で約束をするといいでしょう。このときに「夜」「友達の家から帰ったら」などの曖昧な時間設定ではなく「6時から7時」など具体的な時間を示すことが大切です。

大人にとってはスケジュールに沿って動くことは簡単かもしれませんが、子供にとっては感覚が掴めずに難しいと感じることがあります。そのため、具体的な時間で区切り「この時間は宿題をする」と示したほうが、習慣化しやすいのです。
また、宿題の時間を決めるときは「今日はいつ宿題をするの?」「宿題を早くしなさい。いつやるの?」など命令口調ではなく「宿題はいつやろうか?」と一緒に時間を決める雰囲気を出すことも忘れないようにしましょう。
子供によっては命令口調で言われることで、ついつい反抗したくなることがあります。前向きに宿題に取り組むためにも、一緒に時間を決めようと寄り添う姿勢を出してみましょう。
4-3.ステップ3:宿題をする場所を決める
宿題をする時間が決まったら、宿題をする場所を決めます。「宿題になかなか取り組めない」「ダラダラ宿題をしてしまう」というケースには共通して、宿題をする場所が決まっていないことが多いです。
宿題をする場所を固定すると「ここに座ると宿題をする」というスイッチが入りやすくなり、集中して取り組めるようになる可能性があります。
宿題をする場所を決めるときには、下記のような点を意識してみましょう。
- 人の出入りや移動ができるだけ少ない
- テレビの音などの雑音が少ない
- 室内の明るさが一定に保ちやすい
- おもちゃやゲームなどが手に届く場所にない
例えば、兄弟や姉妹がいる場合は、宿題中に遊んでいる姿が目に映るとやる気の低下につながるかもしれません。カーテンなどで仕切り、人の出入りのない環境を用意するといいでしょう。
また、宿題を始めるまでに時間がかかる場合は、親御さんのほうで机の上に筆記用具を並べるところまで用意しておくといいでしょう。
席に着いたらすぐに開始できる状態にしておくことで、ダラダラと過ごす時間を減らす工夫ができます。
宿題をすることを習慣化していくためにも「いつ」「どこ」でやるのかをしっかりと決めて取り組むようにしましょう。
4-4.ステップ4:宿題をしている間は目の届く場所にいる
宿題に取り組む準備ができたところで、子供と宿題に取り組んでいきます。宿題を見るのが苦痛だと思わないためには、子供の横に座り付きっきりにならないことがポイントです。
宿題の過程を見ていると「ここができていないな」「こうすればいいのに」など、どうしても指摘したくなるポイントが目にとまります。先ほども触れたように、宿題はまずは完了することが大切です。
その場で指摘をして直すことよりも、最後まで取り組む姿勢を身につけることを優先するようにしましょう。
ただし、子供が宿題をしている間、親御さんが完全に離れることは好ましくありません。子供の近くにいて気配を感じるだけでも、やる気と集中力を持続させることにつながります。
例えば、子供の周りに誰もいない場合は、宿題をする手を途中で止めてもばれることはありません。他のことをしながら、何となく宿題を進めてしまう可能性があるでしょう。
親の視線があれば「見られているな」と意識ができるので、気を抜くことなく取り組める傾向があります。その結果、最初に決めた時間内で宿題を終えるという目標を達成しやすくなります。
今まで宿題の途中に指摘をしてきた場合は、子供の些細なミスや行動をなかなか見過ごせないことがあります。
宿題の途中に「ここをミスしている」「なんでできないの?」など伝えることはしないで、終えるまで我慢しましょう。子供が自分の力で宿題に向き合っていると捉えて、途中で口を出さないことを意識してみてください。
4-5.ステップ5:宿題ができたことを褒める
子供が宿題を一人で終えることができたら、まずその行動を褒めることを意識しましょう。なかなか宿題に取り組めない子供のなかには、宿題に苦手意識を持っている場合があります。
宿題を終えた直後にその行動を肯定することで「宿題をすると褒めてもらえる」「宿題をするっていいな」と宿題のイメージが変わっていくでしょう。
宿題ができたことを褒めるときは「偉いね」「すごいね」ではなく、行動を褒めることを意識してみてください。「偉いね」「すごいね」だけだと、何が良かったのか判断がつかず「宿題をしたこと=いいこと」と結びつかない可能性があります。
下記のように、具体的な行動に落とし込み、褒めることを心がけてみてください。

- 宿題を時間内に最後までできてすごいね!
- 自分から机に向かって宿題ができて偉かったね
- 言われなくても宿題を始めてもうできたんだ!すごいね
宿題を終えた直後にポジティブな声をかけてもらえることで、子供の気持ちもぱっと明るくなり「宿題して良かったな」と思えるはずです。宿題が終わったら内容問わず、まずは褒めることを実践していきましょう。
4-6.ステップ6:宿題の感想を聞く
宿題が終わったことを褒めた後には、宿題の感想を聞きます。親御さんが宿題を見て「ここが違っている」「ここができていない」などと一方的に指摘をすると、子供のモチベーションの低下につながります。
親御さんが丸付けをする場合でも、まずは「どうだった?」「難しいところあった?」などと宿題の感想を聞いて子供とコミュニケーションを取りましょう。
親:「宿題終わったね!最後まで頑張ったね。やってみてどうだった?」
子供:「割り算が難しかった」
親:「そうなんだ。どのあたりが難しかった?」
子供:「あまりがある問題が分からなかった」
親:「そこが難しかったんだね。でも最後まで取り組めたのはすごいね。一緒に見てみようか」
子供に宿題の感想を聞くと、簡単にできたのか、分からない部分があったのかが明確になります。そのうえで、子供が分からないと感じた部分だけ一緒に考えるようにすれば、親御さんの負担を減らせます。
「4-1.ステップ1:宿題のゴールを設定する」で触れたように、宿題は間違えずに回答することが目的ではありません。
親御さんが全てを直すと考えるのではなく、子供の疑問や不安に寄り添って必要な部分をサポートする意識を持つといいでしょう。
4-7.ステップ7:できていないところを教えてみる
宿題の感想を聞いてみて「分からないところがあった」「難しかった」などの返答があった場合は、その部分を教えてみましょう。
このときに「どの部分が分からないのか」をできるだけ細かく把握できたほうが教えやすくなります。例えば、漢字を間違えた場合は、読み方が分からないのか、書き方を思い出せないのかによって、教えることが変わります。
子供が「何が分からないのか」を言語化できるのであれば、知っておいたほうがいいでしょう。親御さんの教える内容は子供の宿題の内容や理解度によって大きく異なりますが、一例として下記のような教え方が検討できます。
| 教科 | 教える内容の例 |
|---|---|
| 国語 | ・漢字:読み方や書き方を一緒に確認する ・文章問題:声に出して文章を読み間違えた部分を一緒に考える |
| 算数 | ・計算、文章問題:身近なものを使って「なぜその答えになるのか」を示す ・図形:模型などを使って理解する ※つまずいたところの基礎に戻ることが大切 |
| 理科 | ・教科書を見ながらつまずいたところの正しい知識を一緒に確認する |
| 社会 |
例えば、低学年の足し算や引き算でつまずいている場合は、つまようじなど実際に数を変えられるものを用意して「なぜその答えになるのか」を確認していきます。
子供の目線で分かるように丁寧に説明することで「そういうことか」「何で間違えているのか分かった」など納得してもらえるでしょう。
ただし「1-2.ミスマッチ2:子供への教え方」でも触れたように、親御さんは教育のプロではないので子供に完璧に教えることは非常に難しいです。とくに中学年や高学年になり難易度が高くなると、子供にも分かるように教える技術が求められます。
「これを教えるのは難しいな」と感じた場合は何としても分かってもらおうとしないで、教科書や参考書など学校の教材の該当範囲を一緒に確認する程度で問題ありません。
ここまで示した子供の宿題を見るのが苦痛なストレスを減らす7つのステップはあくまでも一例ですが、親御さんの負担を減らしつつ継続して宿題に取り組める環境を整えることが非常に重要になります。
宿題を家庭で教えることが難しいと感じた場合は、子供の学力アップ・基礎固めを外部サービスに任せることも1つの方法です。
小学生に勉強を教えるプロの力を借りることで、子供がつまずいている部分が理解しやすくなります。
家庭で宿題の確認から基礎固め、学力アップまでを担うのは親御さんの負担が大きくなります。子供の苦手な部分を教えるという部分は外部に頼ることも検討してみてください。
5.子供の宿題を見るときに親ができるのは、環境整備とモチベーションの維持までと理解しよう

子供の宿題を見るのが苦痛なストレスを減らすステップから分かるように、宿題をするときに親御さんができるのは基本的に環境の整備と子供のモチベーションの維持になります。
この2つを実践すると家庭での宿題を習慣化できるため「宿題をしない」「宿題に時間がかかる」などのストレスや負担を軽減できます。また、子供は前向きに宿題に取り組みやすくなり、苦手意識を払拭できるでしょう。
| 親御さんができること | 概要 |
|---|---|
| 環境の整備 | ・宿題の時間を決める ・宿題をする場所を決める ・宿題をしている間は目の届く場所にいる |
| モチベーションの維持 | ・子供への期待と宿題の結果を切り離す ・宿題を終えたことを褒める ・宿題の感想を聞く |
ポイントとなるのは「宿題を完璧に教える」「宿題の完成度を高める」など、宿題を教えることは親御さんの役割ではないことです。
「4-1.ステップ1:宿題のゴールを設定する」でも触れたように、宿題の目的は学校で学んだことの定着と学習の習慣化です。宿題に求めることを増やさないようにすることも大切です。
もし「勉強ができない」「基礎的な学力に不安がある」など、子供の学力に不安がある場合は、宿題でカバーするのではなく別途課題を解決する学習を行うといいでしょう。
- 苦手な部分を参考書や問題集で勉強する
- 学習に合ったサポートを受けられる外部サービスを活用する(塾やタブレット学習など)
例えば、学習に合ったサポートを受けられる外部サービスであれば、親御さんの負担を増やすことなく苦手分野の克服を目指せます。
プロのサポートも受けられるので、子供のつまずきやすい部分をしっかりとカバーしながら進めることが可能です。
このように、親御さんが宿題を見るときには基本的に環境の整備と子供のモチベーションの維持を重視して、その他の部分は他の方法を活用することを検討してみてください。
6.タブレット学習×先生のサポートがある「DOJO」で基礎学力を鍛えよう

子供の宿題で「いつも同じところができていない」「間違えてばかりいる」と感じる点は、その場で直すだけでは、なかなか理解することが難しいです。どこでつまずいているのかを確認して、基礎から固めていくことが大切です。
しかし、仕事や家事など日々忙しいなかで、宿題にプラスして他の勉強まで見るとなると、親御様の負担も一段と大きくなります。そこで、おすすめなのがタブレット学習サービス「DOJO」です。
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- 専任講師の声掛け、サポートがあり褒めて伸ばすことを大切にしている
- 全ての学力の「基礎となる力」や勉強が楽しくなり自分から机に向かえる「自学力」を身につけられる
実際に「DOJO」を活用して、宿題に取り組む姿勢が変わった声や親御様の負担が軽減したなどの声が届いています。
・自分で曜日を決めて宿題をする姿や、小学校の漢字学習に意欲的に取り組む姿からも、本人の前向きな変化を感じています。
・働いているお母さんは「時間をかけて勉強を見てあげたい」と切に願っていても、忙しくて時間が十分取れず、勉強のどこでつまずいているかが、なかなかわからないケースも多いと思います。
DOJOなら、タブレットが自分の代わりに子どものつまずいているところまで戻って指導してくれるので、お仕事をされているお母さんにおすすめしたいです。
▼他の体験談は下記よりご覧ください
生徒さま・保護者さまの体験談・口コミ
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7.まとめ
本記事では、子供の宿題を見るのが苦痛な理由や具体的な改善ステップをご紹介しました。最後に、この記事の内容を簡単に振り返ってみましょう。
〇子供の宿題を見るのが苦痛なときに親子間で起きているミスマッチは下記のとおり
- 子供への期待値
- 子供への教え方
- 宿題への姿勢
- 宿題にかかる時間
- 他者との比較
〇子供の宿題を見るのが苦痛なストレスを減らすステップは下記のとおり
- ステップ1:宿題のゴールを設定する
- ステップ2:今日の宿題の時間を決める
- ステップ3:宿題をする場所を決める
- ステップ4:宿題をしている間は目の届く場所にいる
- ステップ5:宿題ができたことを褒める
- ステップ6:宿題の感想を聞く
- ステップ7:できていないところを教えてみる
〇子供の宿題を見るときに親ができるのは環境整備とモチベーションの維持が中心になる
宿題は取り組み方や宿題に対する親御さんの考え方を変えるだけでも、ストレスを減らしながら実践できるようになります。
基礎学力の向上や自学力など宿題だけでは身につけられない部分も学んでいきたい場合は、タブレット学習サービス「DOJO」をご検討ください。

